経済産業省の定める「DX認定事業者」に認定されました
当社は、 2024年7月1日付で経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定されましたので、お知らせいたします。
DX推進メッセージ
当社は、1983年の設立以来、「建築を通じて、クライアント、社会、地域に大きな価値を提供する」という経営理念のもと、建築設計業務等を通じてお客様や地域の発展をサポートして参りました。
現在、急激に変化する社会情勢と情報処理技術の発展など、さまざまな分野でデジタルによる革新が速まり、変化に対応できない企業はどんどん取り残される社会になっています。
そのような環境の中で、社会課題やお客様の事業課題を解決するパートナーとしてご期待に応える為に、DX推進として「新サービス開発」、「生産性向上」、「DX人材育成」を行い、お客様にとっても私たちにとっても業務最適化を図るDXが必要であると考えております。
まずは一から自社のデータ、情報処理の環境整備に取り組み、最新のデジタル技術要素を積極的に取り入れ、成功モデルを作り上げます。
そして、私たちが成功モデルを作ることで本質的な課題の解決に取り組み、日本のDX推進に貢献します。
制定日令和5年3月1日
株式会社熊澤建築設計事務所
代表取締役 熊澤 勝美
DX戦略
当社は、お客様の新サービスの創出、業務DXの推進、人材育成からなるDX推進ビジョンを策定しました。
DX推進ビジョン
1.社内DX推進による顧客満足度向上
(1)建築図面データの分析による設計品質の向上
(2)積算データ活用による業務工数の削減
(3)データ活用による顧客満足度の向上
(4)テレワークの導入による作業効率の向上2.DX推進人材の育成
(1) DXテクノロジー専門人材育成(マナビDX)
(2)技術認定の取得(DX推進アドバイザー、ITパスポートなど)
DX推進の取り組み - DX推進強化における組織編制
DX推進の取り組み –推進計画
DXビジョンに基づく推進項目 | 推進計画 |
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社内DXの推進による生産性向上 | (1)建築図面データの分析による設計品質の向上 建築図面をデジタル化し、データとして取りまとめ分析することで不具合を防ぎ、設計品質の向上 (2)積算データ活用による業務工数の削減 積算データの積極的な活用により精度高くし、予算や計画を立てやすくし手戻りがないよりスムーズな業務遂行 (3)データ活用による顧客満足度の向上 打合せに紙媒体ではなくデータ化した資料を用いることでイメージの相違による手戻りが防ぎ顧客満足度を向上 (4) テレワークの導入による作業効率の向上 社内会議や外部打合せをオンラインミーティングで実施 |
人材育成 | (1)DXテクノロジー専門人材育成(マナビDX) (2)技術認定の取得(DX推進アドバイザー、ITパスポートなど) |
上記計画達成時の指標
社内DX推進による顧客満足度向上 | 新規顧客獲得 5社/年 |
DX推進の取り組み – DX戦略
DX推進の取り組み – DXシナリオ
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1.社内DX推進による生産性向上
(1)建築図面データの分析による設計品質の向上
図面をデジタル化し、過去の設計での問題点や建物使用後の不具合などをデータとして取りまとめ分析することで業務初期や末期に対するフィードバックを行うことができ不具合を防ぎ、設計品質が向上します
(2)積算データ活用による業務工数の削減
積算データの積極的な活用により、各計画の建設・維持管理等にかかるコストを設計初期の段階から精度高くし、予算や計画を立てやすくし手戻りがない計画によりスムーズな業務遂行を行うことで結果的に受注増に繋げます
(3)データ活用による顧客満足度の向上
打合せに紙媒体ではなくデータ化した資料を用いることで図面・イメージ図などの色や規模、建物のボリュームなどを発注者が理解しやすくなりイメージの相違による手戻りが防ぐことで顧客満足度を向上させます
(4) テレワークの導入による作業効率の向上
社内会議や外部打合せをオンラインミーティングで実施することで移動時間を短縮し空いた時間で新規顧客の開拓を実施
2.人材育成
(1) DXテクノロジー専門人材育成(マナビDX)
マナビDXのe-learningシステムを利用してDX人材教育を実施します
(2) 技術認定の資格取得(DX推進アドバイザー、ITパスポートなど)
IPA試験制度資格の取得(ITパスポート等)の資格を取得します。
DX系の認定資格(DX推進アドバイザー等)の資格を取得します。
DX推進の取り組み –環境整備の具体的方策
当社ではDXの推進のために下記のような環境整備に取り組んでいます。
- 紙媒体をデータ化してクラウドデータ共有
- 打合せにタブレッド端末の導入
- オンラインミーティングを導入
- 計画的なITスキルアップ教育
DX推進の取り組み –今後の情報発信
現在、当社ではITツール導入による紙媒体のデータ化、業務のデジタル化を促進して設計部・経理部門を中心となり環境整備に取り組んでいます。
建築図面データの分析により、不具合を防ぐことができ設計品質を上げることができ、積算データ活用で業務工数の削減に繋がり結果的に受注増になっています。
また、打合せに積極的にデータ活用を行うことで打合せ精度が上がり顧客満足度の向上に繋がっています。
テレワークの導入による時間削減は、一定の成果を上げ空いた時間で新規顧客開拓が見込まれています。
会社内の業務変革を実現するためにも、設計部・経理部門が中心となり課題の抽出・原因の特定、適切な対策の実施に繋げていくことが重要と考えています。
社内業務システムのデジタル化など、ICT技術を活用することで「効率と生産性を高め、新たな価値を作り出す」取り組みを推進しています。
当社では、今後もDXの推進の状況につきまして、ホームページの「当社のDX推進に対する取り組み」として、随時、公開して参ります。
株式会社熊澤建築設計事務所
代表取締役 熊澤 勝美